4冊目、新老人の思想

新老人の思想

直木賞作家である五木寛之先生の作品。

2013年発行。

少子高齢化時代をどう生きるかという話。

ただ、人口比とか社会保障費とか、そういう話ではなく、自身が高齢者となった(1932年生まれ)現状を著者本人の目線で書いている作品。

なので、読んでも介護福祉の勉強にはなりません(笑)。

こういうのは、こういう思想が書かれた本を読むという娯楽なのでしょう。

冷静に語りながらも、思想が狂乱している感じは、読み物として面白いです。

なので、これまでに読んだ大学教授とかの教養書とは文芸として、やはりレベルが違います。

ただ、勉強にはなりませんでしたけどね!

この本に書かれてある提言としては

老人は社会の癌と思われているので、働けるならば、身体が動けることに感謝して、死ぬまで働こう。

デイサービスとかでも、塗り絵などではなく、何か労働をやらせればいい。

高齢者などという気を使った名称で読んでくれるな。老人でいい。しかも、若者や勤労世代と富を奪い合って対立しているのだから、老人階級と名乗って自立を勝ち取れ。

働けなくなったら、自ら楢山へ登る覚悟を!

エネルギッシュな老人で、動けない老人を扶養する社会にしよう。若者に支えてやっているなどと思わせるな。

みたいな感じの自立論。

理論で書かれてある本ではないので、作品自体が面白い分だけ内容をまとめにくいです。

まあ、私の文章力がないだけかもしれませんが。

今回の本を読んで思ったこと。

介護系の本って、買った人間がためになったな〜って思う内容でなければダメだと思いました。

介護に疲労してとか、何かヒントはないかかな〜と思って本を買うわけですから。

老人というワードだけで買ったら失敗します。

以上!